ゆうちょ銀行といえば、銀行の中でももっとも身近なものですよね。
そんなゆうちょ銀行には、「したく」というカードローンがあります。
そのため、「カードローンの利用を検討しているけど、ゆうちょ銀行のしたくが気になっている」という人も多いかと思います。
しかし、2019年9月現在、したくについては、ゆうちょ銀行の公式サイトを見ても情報が見つかりません。
そこで当サイトでは、そんなしたくについて調べてみました。
果たして、現在でもしたくの借入はできるのでしょうか?
目次
ゆうちょ銀行カードローン「したく」でお金を借りることはできません!
2019年9月現在では、ゆうちょ銀行カードローン「したく」の新規借入はできません。
その理由は、したくの保証会社である「スルガ銀行」に行政処分が下されたことにより、2018年10月12日以降の新規受付を停止しているためです。
このため、当面の間は、ゆうちょ銀行カードローン「したく」の借入はできないんですね。
「財産形成貯金担保貸付け」」と「国債等担保自動貸付け」も終了
ゆうちょ銀行には、「財産形成貯金担保貸付け」と「国債等担保自動貸付け」という借入方法がありましたが、これらも2019 年3月29日に新規受付を停止しています。
財産形成貯金担保貸付けとは、財形定額貯金、財形年金定額貯、財形住宅定額貯金のいずれかを担保とする借入方法です。
国債等担保自動貸付けとは、ゆうちょ銀行で購入した国債を担保とし、借入する方法になります。
2019 年3月29日以前はこの2つの方法により借入ができましたが、現在は利用ができません。
このように、ゆうちょ銀行では現在、以前は利用できた借入の新規受付が停止になっているので注意が必要です。
では、ゆうちょ銀行で借入する方法は他にないのでしょうか?
ゆうちょ銀行でお金を借りる方法は「貯金担保自動貸付け」のみ!
2019年9月現在のところ、ゆうちょ銀行でお金を借りる方法は「貯金担保自動貸付け」のみです。
貯金担保自動貸付けとは、ゆうちょ銀行の総合口座で管理する「担保定額貯金」や「担保定期貯金」を担保とする貸付方法になります。
ただし、貯金担保自動貸付けが利用できるのは、口座の引落し時に口座残高が不足したときのみです。
このため、いわゆる「自動融資機能」になります。
よって、カードローンのようにいつでも自由に借入ができるわけではないので、注意しておきましょう。
そんな貯金担保自動貸付けの貸付条件は次のとおりです。
貸付けの担保とするもの | 担保定額貯金または担保定期貯金 |
借入できる金額 | 預入金額の90%以内(1冊の総合口座通帳につき300万円まで) |
金利 | ・担保定額貯金を担保とする場合 返済時の約定金利(%)+0.25%(0.26%) ・担保定期貯金を担保とする場合 預入時の約定金利(%)+0.5%(0.51%) |
貸付期間 | 貸付日から2年(2年以内に担保とする貯金が満期を迎える場合、その満期までの期間) |
現金を自由に借入をしたいなら「他社のカードローン」がおすすめ!
先にお伝えしたように、ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付けは自動融資機能であるため、口座算高が不足したときにしか利用できません。
よって、「自由に現金を借入したい!」という人には不向きです。
そのため、現金を自由に借入するなら、他社のカードローンのほうが最適です。
カードローンには、消費者金融や信販会社、銀行、信用金庫などが提供するものがありますが、おすすめできるのは、アコムやプロミスなどの大手消費者金融のカードローンです。
大手消費者金融のカードローンがおすすめの理由
大手消費者金融のカードローンがおすすめの理由は以下の5つです。
- 審査がとてもスピーディー
- 即日融資が可能
- 申込条件がやさしい
- 審査のハードルが低め
- 無利息サービスがある業者が多い
審査がとてもスピーディー
大手消費者金融の審査は次のように大変スピーディーです。
業者名 | 審査時間 |
アコム | 最短30分 |
アイフル | 最短30分 |
プロミス | 最短30分 |
レイクALSA | 最短当日 |
SMBCモビット | 最短30分 |
上記のように最短30分という業者がほとんどであり、早ければ申し込みから30分程度で審査が完了します。
このため、審査を待つ時間が少なくて済むというメリットがあります。
即日融資が可能
大手消費者金融は以下のようにすべての業者が即日融資に対応可能です。
業者名 | 融資時間 |
アコム | 最短即日 |
アイフル | 最短即日 |
プロミス | 最短30分 |
レイクALSA | WEBなら最短60分融資も可能 |
SMBCモビット | 最短即日 |
口コミなどを見ても多くの人が即日融資を成功させていますし、早ければ1時間程度で融資が受けられるケースもあります。
また、土日祝の即日融資にも対応しており、業者によっては即日振込にも対応してくれます。
このため、「今日中に必要!」というような場合でも、大手消費者金融なら十分間に合う可能性が高いんですね。
申込条件がやさしい
大手消費者金融の申込条件は、次のように非常にやさしいです。
業者名 | 申込条件 |
アコム | 成人以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 |
アイフル | 満18歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 |
プロミス | 年齢18歳以上74歳以下のご本人に安定した収入のある方 |
レイクALSA | 満18歳以上70歳以下の方で、安定した収入のある方 |
SMBCモビット | 年齢満20歳以上69歳以下の安定した定期収入のある方(当社基準を満たす方) |
基本的に申込条件は、「20歳以上で安定収入があること」くらいですので、容易にクリアできます。
また、以下のようにアルバイトやパートでもOKとはっきり記載している会社も多いため、正社員でなくても安心して申し込めます。
審査のハードルが低い
大手消費者金融の審査のハードルは低めであるため、審査に通過するのは決して難しくありません。
基本的に以下の4つに問題がなければ、審査に通過できる可能性が高いです。
- 安定した収入があること(毎月1回は収入があること)
- 信用情報に問題がないこと(延滞記録や事故情報がないこと)
- 他社借入額と件数が多すぎないこと(他社借入額=カードローン・フリーローン・クレカのキャッシング枠)
- 総量規制をオバーしていないこと(貸金業者からの借入が年収の1/3を超えていないこと)
※貸金業者=消費者金融・信販会社・クレジット会社
無利息サービスがある業者が多い
大手消費者金融は「無利息サービス」があるのも魅力です。
業者名 | 無利息サービス |
アコム | 契約日の翌日から30日 |
アイフル | 契約日の翌日から30日 |
プロミス | 借入日の翌日から30日 |
レイクALSA | WEB申込で借入の全額を契約日の翌日から60日間、または借入の内5万円までを契約日の翌日から180日間(どちらも契約額1~200万円まで) |
SMBCモビット | なし |
無利息サービスとはその名のとおり、サービス期間中は利息が一切つかず、利息無料となるというものです。
このため、もし無利息期間中に完済できるのであれば、利息0円での借入も可能です。
また、完済できなかったとしても無利息期間分の利息は発生しないため、大変お得です。
ゆうちょ銀行からお金を借りることはできるのか?まとめ
2019年現在、ゆうちょ銀行カードローン「したく」の新規申し込みは停止しています。
このため、ゆうちょ銀行での借入方法は「貯金担保自動貸付け」のみです。
貯金担保自動貸付けは、引落し時に口座算高が不足したとき、自動的に融資となる借入方法なため、好きなときにお金が借入できるわけではありません。
このため、多くの人が希望する借入とは異なるかと思います。
そうした事から、お金を借りるなら、ゆうちょ銀行は適していません。
よって、大手消費者金融のカードローンなど、別の借入手段を検討するのがおすすめです。