アコムには借金を一本化えするための「おまとめローン」がありますよね。
そして当然ですが、このおまとめローンを利用するには審査に通過しなくてはいけません。
そのため、「アコムのおまとめローンの審査に通るための条件を知りたい!」という人は多いかと思います。
そこでこの記事では、アコムのおまとめローンの審査に通るための条件を解説。
また、アコムで一本化するにはデメリットもありますので、そうした点についても丁重にお伝えしていきます。
目次
アコムのおまとめローンの審査に通る条件はこの6つ!
アコムのおまとめローンの審査に通る条件は以下の6つです。
- 申込条件を満たす
- 安定収入がある
- 他社の借入額と件数が多すぎない
- 返済期日を守る
- 信用情報に事故情報がない
- 在籍確認ができること
申込条件を満たす
申込条件を満たさないことには、アコムの融資対象にならないので注意です。
アコムのおまとめローンの申込条件は、「20歳以上の安定した収入と返済能力を有し、アコムの基準を満たす方」ですので、とくに厳しいものではありません。
ただし、20歳未満は利用できないため気をつけておきましょう。
安定収入がある
安定収入がないと審査には通りません。
ここで言う安定収入とは、「毎月継続して収入が得られているか?」という部分です。
おまとめ後は毎月返済してくことになるため、収入に継続性がないと途中で返済できなくなる可能性があります。
このため、審査ではこの安定収入が非常に重視されます。
他社の借入額と件数が多すぎない
他社の借入額と件数が多すぎないことも重要です。
アコムは申込者の返済能力の範囲内でしか融資してくれません。
他社の借入額が多すぎる場合、申込者の返済能力を超えていると判断されてしまうことがあります。
また、他社の借入件数が多い場合は、「多重債務者」であると判断されやすいです。
多重債務者は複数の借金を抱えて返済が困難になっている人のことですので、返済能力に不安があります。
そうした理由により、他社の借入額と件数が多すぎると、審査落ちしやすくなってしまうんですね。
他社借入がどれくらいだと審査落ちするかは正確には不明です。
しかし、借入額は年収の1/3以上、借入件数は4件以上からが危険だとされますので、これ以下におさえておきましょう。
返済期日を守る
カードローンやキャッシング、クレジットカードなどの返済期日は必ず守ってください。
アコムのおまとめローンの審査では、これらの返済期日を延滞していないかチェックされます。
そのため、返済期日を守っていないと審査落ちの原因になります。
信用情報に事故情報がない
信用情報に事故情報がないことは非常に大事です。
事故情報とは、信用情報機関で「金融事故」として扱われるものであり、おもに以下の4つを指します。
- 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)
- 長期延滞
- 代位弁済
- 強制解約
これらを起こしてしまうと、信用情報に事故情報として5年~10年記録され、その間はアコムのおまとめローンの審査にまず通らなくなります。
在籍確認ができること
在籍確認ができることも必須です。
アコムのおまとめローンの審査には在籍確認があるため、お勤め先に電話連絡があります。
この電話で、あなたがその会社に勤めていることが確認できないと、審査には通らないので気をつけてください。
なお、アコムの在籍確認は「非通知・担当者の個人名」でされます。
このため、あなたがおまとめローンに申し込みしたことは、バレないので心配しないでください。
また、申込者以外が電話に対応しても在籍確認はクリア可能です。
ようは、申込者が申告通りの職場に在籍しているかさえわかれば良いんですね。
よって、「自分で電話に対応できそうにない・・・」という場合でもまったく問題ありません。
-
アコム審査は厳しいのか?アコム審査に通るポイントとコツを解説!
アコムでの借入に避けられないのが審査ですよね。このため、 「審査は厳しいのか?」 「どのような審査基準になっているのか?」 「審査に通るためのコツはあるか?」 というような疑問や不安がある人は多いかと ...
続きを見る
アコムのおまとめローンにはデメリットもあるので確認しておこう!
アコムのおまとめローンを利用すれば、借金がひとつになり、利息や返済額の軽減、管理が楽になるなどのメリットがあります。
しかし、そうしたメリットだけでなくデメリットも存在します。
そのため、どんなデメリットがあるかもしっかりと把握しておかなくてはいけません。
そこでこの章では、アコムのおまとめローンのデメリットをお伝えしていきます。
アコムのおまとめローンのデメリットは以下の2つです。
- 上限金利が高い
- おまとめできるのは貸金業者のみ
- 来店が必要
上限金利が高い
アコムのおまとめローンは「上限金利」が高いという欠点があります。
金利は「年7.70%~18.0%」とあり、上限金利は「年18.0%」です。
おまとめローンのような商品の場合、上限金利が低いほど低金利で借りやすいという特徴があります。
なぜなら、上限金利以上に設定されることはないため、上限金利が低ければ低いほど、借手にとっては有利となるからです。
しかし、アコムのおまとめローンの上限金利は18.0%なため、はっきり言って高いです。
このため、場合によってはおまとめ前よりも総返済額が大きくなってしまうこともあります。
ただし、100万円以上なら年15.0%以下が確実!
100万円以上の借入が可能になった場合、金利は「年15.0%以下」になることが確実です。
これは「利息制限法」の上限金利が関係してきます。
日本では利息制限法によって、以下のようにお金を貸す際の金利上限が決まっています。
融資額 | 利息制限法の上限金利 |
10万円未満 | 年20.0%まで |
100万円未満 | 年18.0%まで |
100万円以上 | 年15.0%まで |
これ以上の金利を設定すると、法律違反となるため罰則の対象です。
そのため、借入額が100万円以上であれば、金利が年15.0%を超えることはないんですね。
そうした事から、100万円以上のおまとめを希望するのであれば、現在よりも金利を下げて、総返済額も小さくできる可能性がアップします。
おまとめできるのは貸金業者のみ
アコムのおまとめローンで一本できるのは、「貸金業者債務」のもののみです。
そのため、以下のようなものしかおまとめできません。
- 消費者金融や信販会社のカードローン・キャッシング・フリーローン
- クレジットカードのキャッシング枠
銀行カードローンや自動車ローン、住宅ローン、クレジットカードのショッピン枠などは、おまとめできないという欠点があります。
来店が必要
アコムのおまとめローンは来店が必要です。
申し込みは「フリーコール(0120-07-1000)」で可能ですが、契約は「むじんくん(自動契約機)」か「店頭窓口」でしかできません。
そのため、来店が必須になるというデメリットがあります。
アコムおまとめローンで借金を一本化する流れ
ここからは、アコムおまとめローンで借金を一本化する流れをお伝えしていきます。
申し込み~融資までの流れを事前に確認しておけば、迷いなく手続していけますのでぜひ参考にしてください。
アコムおまとめローンの必要書類
はじめに必要書類を確認しておきましょう。
まず、「本人確認書類」が必須となります。
よって、以下のような身元を確認できる書類を1点用意しておきましょう。
- 運転免許証
- 個人番号カード
- 健康保険証+(住民票や公共料金領収書、納税証明書のいずれか1点)
次に以下の条件にひとつでも当てはまる場合は、「収入証明書」も必要です。
- 希望限度額が50万円を超える場合
- アコムの希望限度額と他の貸金業者からの借入合計額が100万円を超える場合
- アコムで収入証明を提出してから3年以上経過している場合
収入証明が必要な場合、次の中から1点提出します。
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 税類通知書
- 所得(課税)証明書
- 給与明細書
申し込み~審査~おまとめまでの流れ
申し込み~審査~おまとめまでの流れは以下のような感じになります。
1. フリーコール(0120-07-1000)に電話
2. 必要書類を用意して自動契約機か店頭へ来店
3. 審査~審査結果の通知
4. アコムが申込者名義で借入先に振込融資
申込方法は電話のみとなります。
また、契約手続には必ず来店が必要ですので注意してください。
審査は基本的に当日中に完了します。
融資はアコムが申込者名義で借入先に振込するのが基本です。
ただし、場合によっては申込者自身で返済するケースもあるようです。
その場合、おまとめしたことを証明するため、そのときの清算書類を提出することになります。
アコムおまとめローンまとめ
アコムのおまとめローンの審査に通るには、以下の6つのポイントをおさえておくことが重要です。
- 申込資格を確認しておき満たす
- 安定継続した収入を持つ
- 他社の借入額と件数は多すぎないこと
- クレカやローンの返済期日は必ず守る
- 信用情報に事故情報がない
- 在籍確認をクリアできる
また、アコムのおまとめローンにはデメリットもあるため、しっかり把握しておきましょう。
申し込みするのはそれからで遅くありません。