「消費者金融審査で借入したい!」
このようなときに一番不安なのが「審査」ですよね。
とくに初めて申し込みする人にとっては、右も左もわからない状態ですので、様々な不安があるものです。
そこでこの記事ではそうした不安を解決できるように、どうすれば消費者金融の審査に通るのかをお伝えしてきます。
この記事を読んでもらえれば、消費者金融の審査で重要なポイントがわかり、審査に通過して借入できる可能性をググッとアップできますので、ぜひ参考にしてください。
目次
まずは消費者金融の審査がどのようにされるか知っておこう!
はじめに、消費者金融の審査がどのようなものなのかを把握しておきましょう。
消費者金融の審査は以下の2つに別れているケースが多いです。
- コンピュータによる自動審査
- 審査担当者による手動審査
コンピュータによる自動審査
コンピュータによる自動審査は、「スコアリンスシステム」が採用されていることがほとんどです。
スコアリンスシステムとは、申込者の返済能力を「申込情報」や「信用情報」によって、スコア化する審査方法です。
たとえば、以下のような項目がスコア化の対象になります。
スコアリングシステムのスコア化項目
- 年齢
- 年収
- 職業
- 勤続年数
- 他社借入状況
- 過去の返済記録
こうした項目がコンピュータによってスコア化され、その合計スコアによって審査の合否が決まるのがスコアリングシステムです。
審査担当者による手動審査
審査担当者による手動審査は、スコアリングシステムに通過できた人に対してされ、主に以下の2つをおこなうのが基本です。
- 書類の確認
- 在籍確認
消費者金融の審査では「本人確認書類」や「収入証明」の提出が必要です。
そうした書類に不備がないかを審査担当者によって、チェックされます。
審査には在籍確認もあります。
よって、申込時に申告した勤め先に電話連絡されるのが一般的です。
審査担当者による手動審査は、このような確認が中心ですので、審査の最終確認とされるケースが基本になります。
さて、ここまでの解説で消費者金融の審査がどのようなものになるかは理解してもらえたかと思います。
では、そんな消費者金融の審査に通るためのコツはどのようなものなのでしょうか?
消費者金融の審査に通るために重要なポイントはこの5つ!
消費者金融の審査に通るためには、以下の5つのポイントが重要になってきます。
- 申込基準を満たす
- 安定した収入源がある
- 他社の借入額と件数が多すぎない
- 他社の返済期日を守る
- 信用情報に事故情報がない
申込基準を満たす
大前提として、申込基準を満たないと審査には通りません。
消費者金融の申込基準は「20歳以上で安定した収入があること」というくらいですが、年齢には注意が必要です。
どの業者も20歳以上でないと利用できません。
20歳未満の人はどんなに年収が高かろうと、審査には通りませんので気をつけてください。
安定した収入源がある
安定した収入源があることは必須です。
先にお伝えしたように、消費者金融の申込基準には「安定収入」という記述があるケースがほとんどです。
このため、毎月継続して収入が得られている状況でなければ審査に通りません。
ただし、アルバイトやパートの収入でも安定収入と見てくれるケースが多いため、この条件を満たすのは容易です。
ようは、何らかの形で毎月収入があれば良いんですね。
他社の借入額と件数が多すぎない
他社の借入額と件数が多すぎないことも重要です。
以下のような他社借入が多いと、毎月の返済負担が大きくなるため、返済できる余力を少なく見られてしまう可能性が高まります。
- カードローン・キャッシング
- クレジットカードのキャッシング枠
- フリーローン
そのため、これらの借入額や件数によっては、「これ以上融資するのは危険」と判断されてしまい審査に通らないことがあります。
よって、他社の借入額と件数には注意が必要です。
他社の返済期日を守る
他社の返済期日はしっかり守ってください。
消費者金融の審査では、「他社の返済をしっかり期日通りにしているか?」という部分を確認されます。
そのため、以下のようなものの返済期日を守らないと審査に通りにくくなります。
- クレジットカード
- 住宅ローンや自動車ローンなどの各種ローン
- カードローン・キャッシング
- フリーローン
- 携帯電話本体の分割払い
返済期日を守らない人はお金に関しての信用に不安がありますし、お金がないから返済できないという可能性も高いです。
そうした人に融資するのは危険ですので、審査落ちにされてしまう可能性が高まります。
信用情報に事故情報がない
信用情報に事故情報がないという点も大切です。
クレジットカードやローンの利用で次のような問題を起こすと、信用情報に事故情報の記録が残ってしまいます。
- 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)
- 長期延滞
- 代位弁済
- 強制解約
これらが信用情報に記録されてしまうと、記録期間の5年~10年は消費者金融の審査に通るのが難しくなります。
とくに、アコムやプロミスなどの大手消費者金融の審査には、まず通らないので要注意です。
【補足解説】消費者金融を初めて利用する場合に知っておくべきこと
消費者金融を初めて利用する場合、審査以外にも知っておくべきことがあります。
そこでこの章では、そんな消費者金融を初めて利用する場合に、知っておくべきことを解説していきます。
総量規制の対象になる
消費者金融は貸金業者であるため、「総量規制」の対象です。
総量規制とは、貸金業者は申込者の年収の3分の1までしか融資してはいけないという法律になります。
このため、たとえば年収400万円の人なら、1/3の133万円までが借入上限です。
そして、年収の1/3というのはすべての貸金業者からの借入を合計してです。
よって、以下のような貸金業者の借入の合計金額となります。
- 消費者金融
- 信販会社
- クレジット会社(キャッシング枠)
そうした事から、上記のような借入がすでにある場合、消費者金融で借入できる金額に影響があります。
この記事を読んでいる人は、はじめて消費者金融を利用する人かと思いますので、消費者金融に関しては大丈夫でしょう。
しかし、信販会社とクレジット会社から借入がある場合は、消費者金融で借入できる金額に影響しますので気をつけてください。
金利は上限金利になることが多い
消費者金融の場合、金利は「上限金利」になることが多いです。
上限金利とは、その会社で設定される一番高い金利を指します。
たとえば、金利3.0%~18.0%とあれば、18.0%が上限金利です。
そして新規契約の場合、この上限金利に設定されるケースがほとんどになります。
消費者金融の上限金利は「年18.0%以上」であるケースがほとんどなため、はっきり言って高いです。
このため、計画的に借入しないと利息が大きくなってしまうので気をつけてください。
限度額は30万円~50万円程度が相場
新規契約時の限度額は「30万円~50万円程度」が相場です。
消費者金融の限度額は大手であれば、以下のようになっています。
カードローン | 限度額 |
アコム | 最大800万円 |
アイフル | 最大800万円 |
プロミス | 最大500万円 |
レイクALSA | 最大500万円 |
SMBCモビット | 最大800万円 |
しかし、この限度額に設定されることはまずありません。
上記の限度額はあくまで最高額にしか過ぎず、大抵は30万円~50万円程度になるケースが多いです。
実際に口コミサイトなどを確認しても、30万円~50万円程度に設定されている人が多いため、最初はあまり高額な借入は期待できないと思っておくのが無難です。
返済は随時返済を活用するのがおすすめ
返済は随時返済を活用するのがおすすめです。
随時返済とは、毎月決まった返済額以上に返済をすることを指します。
消費者金融の場合、毎月の返済額が少なくても良いというメリットがありますが、これはデメリットでもあります。
なぜなら、毎月の返済額が少ないと完済までのペースが遅くなり、返済期間が長引いて利息が大きくなってしまうからです。
このため、随時返済を活用してなるべく毎月の返済額を増やすのが得策です。
そうすれば完済までのスピードが早くなり、利息も軽減することができます。
消費者金融では自由に随時返済ができるのが基本ですので、お金に余裕のあるときは多めに返済していきたいところです。
無利息サービスの開始時期には注意
無利息サービスの開始時には注意しましょう。
消費者金融の中には、「無利息サービス」を提供している会社があります。
無利息サービスとは、その名のとおり、サービス期間中は金利がつかず、無利息になるというものです。
たとえば、30日間無利息なら、30日分は利息が一切発生しないというメリットがあります。
このため、無利息サービスを上手く利用すれば利息0円での借入も可能です。
ただし、無利息サービスの開始時期には次の2つのタイプがあるため、注意が必要です。
- 契約日の翌日からスタート
- 借入日の翌日からスタート
とくに「契約日の翌日から開始」となる場合は気をつけてください。
契約してすぐに借入しないと、どんどん無利息期間が消費されていきますので、損をしてしまいます。
このため、無利息サービスのある業者に申し込みする場合は、サービスの開始時期をしっかりチェックしておきましょう。
消費者金融審査を通るコツまとめ
消費者金融の審査に通過するためには以下の5つが重要になってきます。
- 申込資格を満たすこと
- 安定収入があること
- 他社の借入額と件数が多すぎないこと
- 他社の返済期日を守っていること
- 信用情報に事故情報がないこと
この5つに問題がないのであれば、無事に審査に通過でき、消費者金融でお金を借りることができる可能性が高いです。
そのため、これら5つが大丈夫かどうかを確かめた上で、申し込みをするようにしてください。